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このページでは、作ってるうちに出来てきた「おまけ」を紹介します。

2009/02 「体内構造っぽい」


(*上に映像が表示されない場合は、ページの再読み込みをしてください)

「おとなりどなり」(ライフ・ゲーム)の変数を換えているうちに、ある種の形に
収束していくパターンが出てきて、面白かったので載せてみました。

使い方は同じで、細胞が自分自身を保つための条件として、周りに4つの細胞が
ある時もOKというルールを加えたのと、細胞はたまに自己複製に失敗をするという
ことから、0.1%の確率で複製エラーが起きるようにしました。

迷路製造装置と言ってもいいですが、身体の中の形のようにも見えます。
実際に細胞が分裂・増殖していくときに使っているルールは以下の2つだけだと
言われています。

1.ある状態からその次の状態に変化するためだけのルール(ライフ・ゲームの概念)
2.フィボナッチ数列(1,1,2,3,5,8,13,,,)  * N1+N2=N3

違う言い方だと例えば、”2456回目の細胞分裂の際には、右側になりなさい”とかは
どこにも情報として持っていなく、初期条件と変化のパターンの情報だけで、身体が
出来上がっていくと。

フィボナッチ数列というのは、後ろの数を前の数で割ると、黄金比1.6...に近づいていく
という性質を持っていて、例えば手の指は第一関節から第二間接、第三間接が
その比になっているそうです。

*大きい画面でみたい方はこちらをクリックしてください(別ウインドウで立ち上がります)



2009/01 「銀河系っぽい」


(*上に映像が表示されない場合は、ページの再読み込みをしてください)

蚊取り線香のような、順々に外に広がっていく円を作ろうとプログラムを
いじっていたら、目的は達成されずに、上のような形ができてきました。
「R」のボタンを押すとランダムの時間から始まります。

星の動き方は、中心から外側へ渦巻き状に流れていっているのに、
そうは見えない動きになってくるときがあります。
そしていくつかの瞬間では、完全な十字形や雪の結晶のような形になります。

以前、銀河系を描こうとしてプログラムで出来ないかなと考えたのですが、
どうやってもあの卍型のような形ができず、今回ひょんな所から同じような形が
現れたので、もしかして他にも参考になる人がいるかもと思い、おまけにしました。

実際の銀河系の形を、形作る方程式の一つかどうかは知りませんが、
参考までに表示するプログラムの原理を。

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hoshiNum = 800

for (i=1; i<hoshiNum+1; i++) {
i番目の星のX座標 = (i)*sin(i*dt);
i番目の星のY座標 = (i)*cos(i*dt);
}

dt= dt + 0.02

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星の番号が大きくなるほど半径が大きくなっていき、dtというのが時間変化で
この場合でいくと800個の星を表示するたびに、dtの値が増えるという形に
しています。