<どんなソフト?>
このソフトは、北米大陸の二千年間の人の集団の動きを映像化したもので、
国、州、文明、文化でグループ化し、各々の時間的変化を追っています。
カナダとアメリカに関しては、そのサイズと機能から州で分けており、
また、2000年の段階で表示される名前は、独立国となっていることを基準としています。
<使いかた>
「だいたいこんな感じ?」という寛容な心持ちでご覧下さい。
操作はすぐ分かると思います。
一つ注意点を挙げるとすれば、ある人間の集団が地図上で表示されなくなっても、それは全滅を
意味するわけではなく、人数が減ったか、交じり合って新しい集団になったか、もしくはその資料が
存在しなくなったと考えてください。
楽しんで頂ければ幸いです。
<参考資料>
2010/01/30 大村 暢
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<資料と評価>
資料はおもに日本語の資料を使っています。
その資料も元を辿ると2種類あって、「文献」と「考古学」に大きく分かれます。
「文献」はアメリカ大陸に後から来た人々、イギリス人、フランス人、スペイン人、そして移民
としてのアメリカ人による記録です。文字を持たなかった多くのインディアン
(ネイティブ・アメリカン)から見た歴史ではありません。
インディアンたちの歴史は「考古学」や、口承の歴史を聞き取り調査したものが基礎と
なっており、資料自体が少なかったり(なかったり)、曖昧だったりします。
以上のような資料自体の性質に加え、手にすることができた資料の数、制作者の限界
により、この映像も1つの見方に過ぎないということをご承知おきください。
<おまけ映像>
ここまで読んでくださった方に、おまけ映像へのヒント。
こんな画面もあります。1725-1930
幸運を祈ります。
<歴史地図映像を作りたい方へ>
「パソコン」と「デジカメ」と「根気」を使って作る手引き(覚書き)を作りました。
このサイトのプログラムによる方法とは違って、手作り実写版になります。
ある程度パソコンの操作に慣れていれば作れると思いますので、興味のある方はどうぞ
作ってみてください。
−歴史地図映像を作る手引き−(PDFファイル)
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